どうなる小学校の英語教育?
- 公開日
- 2017/07/31
- 更新日
- 2017/07/31
校長室から
小学校の英語教育はどうなるのか?
その疑問にお答えします。
平成32年度に新しい小学校学習指導要領が全面実施となります。
そのための準備として、平成30年度から段階的に小学校の英語教育が変わります。
<30年度はどうなるのか?>
■ 小学校3・4年
外国語活動が年間15時間、新しく加わります。
■ 小学校5・6年
現在の外国語活動(年間35時間)に加え、英語が年間15時間増え、合わせて年間50時間となります。また、内容がかなり高度になります。
<32年度になると、どうなるのか?>
■ 小学校1・2年
現在と変わりません。学期に1〜2回、外国語活動を予定しています。
■ 小学校3・4年
外国語活動が年間35時間(週に1回)行われます。
■ 小学校5・6年
現在の外国語活動(年間35時間)は廃止されます。新たに教科としての英語(外国語科)が年間70時間(週に2回)実施されます。
Q これまでの外国語活動と外国語科(英語)では何が違うの?
A 外国語科として教科になることで、文科省が認定した教科書を使った授業となります。文字の読み書きも加わり、評価も他の教科同様に観点別に◎○△で評価されます。
<参考資料> 諸外国の英語教育事情
(学校での指導開始学年、週当たりの授業の回数)
韓 国 小3から学習開始、3・4年生は週1回、5・6年生は週2回
中 国 小3から学習開始、大都市部は週2回、その他は週1回
台 湾 小3から学習開始、週2回
タ イ 小1から学習開始、1〜3年は週2回、4〜6年は週3回
ドイツ 小1から学習開始、週1・2回
フランス 小2から学習開始、週2回
※ 文部科学省のHPより一部抜粋