学校日記

3月4日(水)臨時休校3日目

公開日
2020/03/04
更新日
2020/03/04

校長室から

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 臨時休校3日目となりました。お子様の体調はいかがでしょうか。先週の木曜日の総理大臣の「臨時休校の要請」、そして県知事の「自主登校教室の要請」と、目に見えないウイルスとの闘いに対して社会全体が悩み、考え続ける日々になっています。学校も、経験したことのない対応が続き、毎日が手探りの状態になっているというのが正直なところです。学校から保護者の皆様には、先週末から無理なお願いや連絡をメルマガとホームページでさせていただきながら今日に至っていますが、本当に冷静に受け止めてくださっており、職員一同ただただ感謝しております。何かと説明が不十分で、いろいろと困らせてしまっていることもあろうかと思いますが、これからも新たな連絡事項があるたびに情報提供していきますので、よろしくお願いします。
 さて、本日の新聞報道で、知多半島の施設の利用者で新型コロナウイルス検査で陽性反応を示した方がいることを知りました。「いよいよ他人事ではない事態になった」と思いました。とりわけ、6年生の児童、および保護者のみなさまが心配している卒業式について、約2週間後の3/19には、いったい世の中はどんな状態になっているのだろうかと思いました。そして、新聞報道に触れるまでは、「いかにして卒業式での感染を防止するか」が課題でしたが、今は、教職員や児童、およびその家族も含めて、身近なところで、いつだれが感染者になっても不思議ではなくなり、緊迫度が大きく増したと感じました。また、感染することで周りからまるで悪者のように扱われてしまう心配も、いよいよ現実的な課題になったと思います。私は、かねてより、このことが社会全体にとって本当に大きな課題だと思っており、感染はたとえ防げなくても、このことに対しては保護者のみなさんと一致団結して子どもたちを守りきらなければならないと考えています。知多市では、小学校の卒業式について、先週末の段階で、6年生の児童と教職員のみで行うこと、時間短縮で行うこと、全参加者がマスクをして席を広くとって行うことなどが決まっています。しかし、日々刻々と世の中の状況が変化している折ですので、今後、国として、県として、市として、そして学校として新たにどんな判断が必要になるのか、先行き不透明であると思わざるを得ません。状況に応じて、感染防止以外の課題も含めて、子どもたちのことを第一に考えて詳細を決めていく必要があると考えます。
 卒業式を含め、今後のことについては、考え得るすべての可能性を排除せず、熟慮の上で決定していきます。どうか引き続き、ご理解賜りますようよろしくお願いします。
 手洗い、咳エチケット、不要不急の外出を控えることなどを守って、旭北っ子全員が今日も健康で、安全でいてくれることを願っています。