学校日記

卒業式前夜

公開日
2018/03/19
更新日
2018/03/19

校長室から

3月19日(月)

卒業式の前夜となりました。
在校生と全職員できれいに整えられた体育館は、明日の主役の登場を今から待っているようです。

外は春を迎えるための少し冷たい雨が降っています。
明日も雨かもしれません。

先日、草原の広がる中央アジアの国の人がテレビの中で語っていました。
「いちばん幸せな日は雨降りだ」と。

少しびっくりした訪問者が「どうしてですか?」と尋ねました。
すると、その人は、当たり前のことを聞くなとばかりに「雨は草木を生長させ、命をくれるからだ」と答えました。

今、私たちは晴れれば喜び、雨が降れば残念がるけれど、国や立場が変われば逆もあるのだと気付きました。

もし、明日、雨が降ったとしても、私は愚痴を言うまいと決めた。
子どもたちが成長していくために、必要な雨だと考えよう。

明日の卒業式を気遣い、夕方、教育委員会の指導主事さんが訪ねてくれた。
ありがたい心遣いだ。

一年で一番大きな行事「卒業式」
上手くいくように願っています。

旭北小 校長