5月25日(火) 朝会
- 公開日
- 2021/05/25
- 更新日
- 2021/05/25
学校
今日は朝会がありました。今日は校長がお話の担当で、以下のようなお話をしました。
〜レッド・スーパームーン〜
校長先生は、昨年度、夏休みにたまたま見た「ペルセウス座流星群」にびっくりして、月や星に興味をもつようになりました。それで、12月には「ふたご座流星群」を山まで見に行って、たくさんの流れ星を見てきました。
明日5月26日(水)は、もし天気がよければなかなかすごいことが起こります。「スーパームーン」「皆既月食」「赤い月」が見えます。「レッド・スーパームーン」とも言われています。順番に説明します。
・まず、明日は満月です。お月様がまん丸になる日です。
・そして、明日の満月は、今年の満月の中で一番大きい月になります。地球に一番近くなるので、大きく見えます。最近では「スーパームーン」と言っています。
・そしてその満月が、夕方6時45分からちょっとずつ欠けていき、明るい部分が減っていきます。夜の8時11分ごろから15分間くらい。明るい部分がなくなり、そのあとまた少しずつ明るい部分ができ、夜の9:52頃には元の満月に戻っていきます。これを「皆既月食」と言います。難しい話なのですが、太陽と地球と月が一直線に並び、月に太陽の光が当たらなくなるのです。
・そして、明るい部分がなくなっている時間帯(夜8:11から15分程度)、直接太陽の光が月にあたらないから月は暗くなるのですが、地球の大気を通って回り込む光が夕日と同じように赤くなって月をぼんやり照らします。つまり、ぼんやりと赤い月が見えるはずなんです。スーパームーンが赤くなるので「レッド・スーパームーン」と言うそうです。
もし天気がよければ、みなさん、ぜひ見てください。「スーパームーン」「皆既月食」「赤い月」がセットになるのはめずらしくて、次に見えるチャンスは12年後、みんなが大人になってからだそうです。天気が心配ですが、「明日の夜8時11分」「レッド・スーパームーン」を、家の人にも伝えてください。