学校日記

10月14日(水) クスサン

公開日
2020/10/14
更新日
2020/10/14

学校

 いつも植物を紹介していますが、今日は昆虫です。今朝、南門の前で、子どもたちが驚いていた生き物を紹介します。写真を見て、おわかりになるでしょうか。落ち葉に混じって、蛾(ガ)がいます。落ち葉の保護色になっていて、すごいですよね・・・。
 子どもたちといっしょに、「すごいすごい」「なんていう名前のガなんだろう」と盛り上がっていたら、2年生の昆虫博士くんが、「これはたぶんクスサンだよ」と教えてくれました。
 さっそくネット検索で調べてみたら、まさに「クスサン」でした。以下のことがわかりました。
・クスサンはチョウ目・ヤママユガ科のガの一種。身近に生息する大型のガである。
・幼虫はさまざまな樹木の葉を食べる。
・幼虫は青白色で体長80mmにも及ぶ毛虫で、シラガタロウと呼ばれる。
・繭(まゆ)は糸をより合わせた楕円形だが、壁面が網目状に穴が開いているのでスカシダワラ(透かし俵)と呼ばれる。
・9〜10月に羽化する。

 2年生の昆虫博士くん、教えてくれてありがとう。自然に興味をもち、知らないこと、不思議だと思ったことをとことん調べて世界をひろげていること、本当にすばらしいことですよ。