9月30日(水) 季節の風景
- 公開日
- 2020/09/30
- 更新日
- 2020/09/30
学校
7月21日のHPでヤナギタデを紹介しましたが、同じ場所に似たような紫の花が咲き始めました。調べたところこれは「イヌタデ」です。ヤナギタデはタデ酢などに使われ「たで食う虫も好き好き」の元となっているものですが、イヌタデは、葉に辛みがなくて役に立たないことから「イヌタデ」と名付けられているそうです。6月5日に紹介した「イヌビワ」も同じような理由でイヌとつけられていましたね。昔の人の感覚なのだろうと思いますが、イヌに失礼だなあと思う言葉がいくつかあるようです。
イヌタデは、この赤い小さな花や果実を赤飯に見てて、アカノマンマという別名があるそうで、俳句の世界では秋の季語となっています。また、雑草とは言え非常に美しいことから、画材として使われることもあるそうです。