6月22日(月)「おぼろ月夜」 6年生
- 公開日
- 2020/06/22
- 更新日
- 2020/06/22
6年生
6年生の音楽です。「おぼろ月夜」の歌について学んでいました。作詞者の高野辰之、作曲者の岡野貞一は明治から昭和にかけて生き、「日の丸」「春が来た」「春の小川」「もみじ」「ふるさと」など、どの世代でも知っている数々の唱歌を生み出しました。大切にしていきたい私たちの文化。大人の私たちも今一度、おぼろ月夜の詩を味わってみたいと思います。
「おぼろ月夜」
菜の花ばたけに、入り日薄れ
見わたす山の端(は)、霞(かすみ)ふかし
春風そよふく、空を見れば
夕月(ゆうづき)かかりて、におい淡(あわ)し
里わの火影(ほかげ)も、森の色も
田中の小路(こみち)を、たどる人も
蛙(かわず)のなく音(ね)も、かねの音も
さながら霞(かす)める、朧(おぼろ)月夜