5月26日(火)これはなんでしょう? その13
- 公開日
- 2020/05/26
- 更新日
- 2020/05/26
学校
その11の答えは「カラタチ」です。「からたちの花」(北原白秋作詞、山田耕筰作曲)はかつての文部省唱歌であり日本の歌百選にも選出された名曲です。「カラタチの小径」(喜多條忠作詞、南こうせつ作曲)は亡き島倉千代子さんが歌った名曲です。カラタチは、するどいトゲがあることから生け垣として使われることが多かったそうです。この2曲から、悲哀、思い出といったものを歌う背景としてトゲのあるカラタチがあるのだなと思いました。山田耕筰も、小さい頃に養子に出され工場で働きながら夜間学校に通い、工場で辛いことがあるとカラタチの垣根のそばで泣いたそうです。2曲とも名曲ですので、興味のある方はぜひYouTubeなどでお聴きください。ちなみにカラタチの花言葉は「思い出・温情・心にしみる・相思相愛」だそうです。
その12の答えは、ネズミモチです。これはちょっと難しかったですよね。今の季節、これと似たような花がそこら中に咲いています。ネズミモチ、イボタノキ(どちらも同じモクセイ科イボタノキ属)といった樹木のようです。
さて、今日の問題は、北館の校舎の裏、放課後クラブ「ほくほく」の北側に植えてある木です。この時季に、葉っぱが緑、赤、黄色といろいろあるのが特徴的です。木の幹も特徴がありますね。日本語の名前(和名)がついています。3枚目の写真が大きなヒントになります。たくさんの葉っぱをよく見ていくと、その中に形が変化して三つに裂けているものがあるのです。さて、これはなんでしょう?