朝会 講話 2学期
- 公開日
- 2018/11/27
- 更新日
- 2018/11/27
学校
【近藤友美先生の講話】 10月9日(火)
「落とし物」
落とし物をしたことがある人は手を挙げてください。(ほぼ全員挙手)
私は、小学校1年生のときに、親から習字道具を買ってもらいました。
小学校4年生のときに、家に帰ったら、習字道具がないのに気付き、学校にもどって探しましたが、見つからず、悲しい思いをしたことがあります。
翌日、学校へ行くと、知らない子が私の習字道具を持ってきてくれました。トイレに置き忘れていたようです。名前が書いてあったので、私にとどけてくれました。「ありがとう」という感謝の気持ち、もどっていきた嬉しい気持ち、1日置いたままにして習字道具に「ごめんなさい」という気持ちをもちました。
本校にも、「落とし物コーナー」に、名前が書いてあれば持ち主に返ることができるのに、名前が書いてないから、持ち主に帰れない落とし物があります。
買ってもらったときは、大切にしてもらえた物が、忘れさられて持ち主に帰れません。
私は、習字道具を今もずっと使っています。物は大切にすれば長い間使えます。
物に感謝する心、買ってくれた人に感謝する心、忘れ物をとどけてくれた人に感謝する心を大切にしたいです。
物を大切にする人は、人も大切にします。
「落とし物 0」の学校にしましょう。