学校日記

7月23日(月) 水泳教室・自由遊泳・部活動に関する連絡

公開日
2018/07/23
更新日
2018/07/23

学校

連日の異常気象により、本校のプールは午前8時の時点ですでに気温35度、水温33度という、児童の生命に危険を及ぼすような状況のため、本日の水泳指導を中止しました。また、熱中症予報が「危険」であり、登下校中の危険を予防するために、金管バンド部の活動も中止しました。
この異常高温は、今後もしばらく続くことが予想されるため、明日(7月24日)以降の水泳指導、及び自由遊泳については、全日程を中止とします。
水泳を楽しみにしていた児童も多いかと思いますが、異常高温の炎天下での運動の危険性、及び児童の登下校中の安全面に配慮し決定しました。ご理解いただきますようお願いします。
なお、PTA委員さんの自由遊泳の監視についても、すべて中止といたします。

サッカー部・バスケットボール部の活動についても、朝から、活動場所の気温が35度を超えています。また、今後もこの状態が続くとの予報が出ていますので、8月2日(金)までに予定されていた活動を中止します。8月1日に、サッカー部が予定していた旭東小学校との練習試合も中止しました。サッカー部の8月30日・31日の活動は、異常高温が解消していれば実施する予定です。

金管バンド部について、午後に予定していた7月24日・26日の活動は、登下校中の安全を考え、中止します。8月7日・8日の午前中に予定している活動については、異常高温が解消していれば実施する予定です。

水泳中も熱中症の危険があるという記事が、7月21日(土)中日新聞の朝刊に載っていましたので、紹介します。

記録的な猛暑が続くこの夏。各地の小中学校では21日から夏休みが始まり、プールや海水浴場などでは涼を求めてにぎわいが予想される。だが、この猛暑では水の中でも、熱中症にかかる危険性がある。体温調整が機能しにくくなるためで、すでに東海地方の大型施設では、熱中症の症状を訴える利用客も相次いでいる。専門家は「水のイメージにごまかされやすいが、水分補給とこまめな休憩を取って」と呼び掛ける。(中略)熱中症に詳しい早稲田大の永島計教授(環境生理学)によると、陸上では汗が蒸発する際の気化熱により体内の熱が奪われ、体温を調整する。一方、水中では汗をかいても蒸発しないため調整の機能が働かず、体温は水温に依存しやすい。永島教授は「水温が32〜33度以上になる場合は、体温が下がらず遊んだり泳いだりする運動に適さない」と指摘する。また、子どもは汗腺が未発達で大人に比べて発汗能力が低いため、より注意が必要だという。(中略)水中では汗の量に気づきにくいため、知らないうちに大量の汗をかき、脱水症状にもなりやすい。