学校日記

6年 国語「『鳥獣戯画』を読もう」

公開日
2025/11/14
更新日
2025/11/14

全校

6年生の国語で、単元「発見、日本文化のみりょく」に、「鳥獣戯画を読もう」という教材があります。

鳥獣戯画は、京都の高山寺に伝わる絵本墨画の絵巻物で、国宝として大切に所蔵されています。

その鳥獣戯画の魅力を、アニメ監督の高畑勲さんが綴った教材です。

子どもたちは、初めて鳥獣戯画を見て、どこを、どうほめるか考えてみました。

「うさぎとかえるが同じサイズで描かれていて、表情や動きにもリアリティがある」など、

たくさんの魅力を見つけました。

範読を聞きながら、「共感」「納得」「感動」「疑問」に感じた箇所に線を引き、

高畑さんは、どう魅力を伝えていたか、感想をまとめました。

ある子から、「長すぎて、何も入ってこなかった」という感想があり、はっとしました。

昔、「シンプル イズ ベスト」という言葉が流行ったことがありました。

魅力を伝えるには、「簡潔明瞭」でわかりやすく、写真や絵を効果的に使って伝えるとよいことを、

子どもたちは、気付いていました。