9/18 クラシック音楽へのお誘い
- 公開日
- 2016/09/18
- 更新日
- 2016/09/18
校長室より
昨日、ベートーヴェンのピアノ・ソナタを紹介しました。せっかくですので、「月光」と「悲愴」を紹介します。
「悲愴」はピアノ・ソナタ第8番ハ短調、「月光」はピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調です。「悲愴」とか「月光」という名前は、ベートーヴェンが付けた名前ではなく、彼の死後に付けられた名前です。それぞれの曲によくあった名前だと思います。この2曲にピアノ・ソナタ第23番ヘ短調「熱情」の3曲が特に有名ですね。
さすがに有名な曲なので、多くのピアニストが演奏し、CDを出しています。どの演奏者がいいのか私にはよく分かりませんが、好きな演奏としては、写真にあるバックハウスの演奏と、ギレリスの演奏です。どちらも、昔の人なので、もっと現代の感覚に合った演奏者がいるのかもしれませんが、残念ながら私にはよく分かりません。
「月光」の1楽章、「悲愴」の2楽章は心が洗われるようなすばらしいメロディだと思います。ぜひ一度聴いてみてはいかがでしょうか。