学校日記

12/19(木) 半分かり(はんわかり)=半分分かった状態のこと

公開日
2019/12/19
更新日
2019/12/19

教員研修

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授業を参観して
・1チーム3人の構成で作戦を立てながら練習していくもの
・チーム構成のバランスがとてもよかった。大きな差がないため、作戦によって勝つことができるようになっていた。
・教師が作戦の例をたくさん提示していてとてもよい。それを生かすために掲示物として残すとよりよい。
・教師対生徒との作戦の確認ができていたので、チーム間での情報交換をすると、より刺激を受けられてよい。(作戦を知られてしまうというリスクはあるが・・・)
・次にどんな作戦を立てたら勝てるのか、次回の活動がとても楽しみ。(現職主任S.O)

授業全体を通して,集団行動の徹底・運動量の確保・安全面の確保が絶えず行われていると感じた。
本時の学習課題である「チームでの役割を果たして勝利に貢献する」については,個人の考えをグループで共有させた上で,グループ練習から試合を行うといった,授業構成が学習課題に適していたと感じた。
特に,教師が学習課題に対して確かな答えを伝えず,生徒を「半分かり」の状態にすることで,子どもの思考が停止することがなく,常に課題を解決しようとする「深い学び」につながっているとも感じた。この「半分かり」の状態は,受動的学習ではなく,まさしく本時の授業のような,能動的学習だからこそできることだと考えさせられた。また,子どもの思考が停止しない,常に課題を解決しようとする姿が「確かな学力」にもつながっていると感じることができた。(体育科H.N)