学校日記

12/1(金) 主語と述語の関係

公開日
2017/12/01
更新日
2017/12/01

3年生

3年生の社会は小テスト。

「裁判所が国会に対してどのような形でその権限を抑制しているか?」

生徒は目をつむり、手を使って裁判所と国会の関係をイメージする。


『主語と述語の関係など文章の基本構造が理解できていない中高生がかなりの割合でいるという、国立情報学研究所の調査結果である▼「幕府はポルトガル人を追放し、大名には沿岸の警備を命じた」と「ポルトガル人は追放され、幕府は大名から沿岸の警備を命じられた」。これを同じ意味と解釈した中学生は全体の約43%、高校生でも約28%とは深刻である。これでは教科書を理解するどころか日常生活にも困るだろう』(「中日新聞」朝刊より一部抜粋)

(口頭で聞き取る力の衰えも、テレビのテロップがお笑い番組でさえ当たり前になったせいなのかもしれない)

『特効薬は読書しかあるまい。まず読み、理解できなければ誰かに尋ねる。理解できなかった理由を考える。この習慣で、かなり改善できるはずだ。「別にいいや」としらばくれては治らぬ。』と中日新聞のコラムは結んでいる。