3/24(金) 『修了』の意味を考えて
- 公開日
- 2017/03/24
- 更新日
- 2017/03/24
校長メッセージ
今日の修了式。
最初に皆勤賞、精勤賞の表彰。
1年生は91名、2年生は94名の生徒の表彰を行いました。
1年間の頑張りに拍手を送ります。
修了式は、「一年間の課程を修了」。
終業式は、「学期の終了」。意味合いが違いますね。
学業だけではなく、心と体の成長はありましたか?
この一年、褒められたことと叱られたこと、どちらが多かったでしょうか?
叱られたことも、人のせいにしないで、次の学年の心構えを作りましょう。
『自分の感受性くらい』:茨木のり子
ぱさぱさに渇いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮しのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
時間があれば、修了証は卒業証書と同様、全員に手渡したいけれども、学級活動の時間に担任の先生から通知表とともに渡してもらいます。
どんな言葉が担任の先生からいただけるのでしょうね。