防災自主研修2(教員)
- 公開日
- 2017/07/06
- 更新日
- 2017/07/06
1年生
2回目の自主研修が行われました。
今回はクロスロードという防災シミュレーションゲームを地域の方と一緒に行いました。
(写真を撮りに行ったタイミングが悪く、クロスロードを行っている写真が撮れませんでした。)
以下内閣府のHPから引用
クロスロードとは、阪神・淡路大震災で、災害対応にあたった神戸市職員へのインタビューをもとに作成された、カードゲーム形式の防災教材。「大都市大震災軽減化特別プロジェクト」(文部科学省)の一環として、矢守克也氏(京都大学防災研究所准教授)、吉川肇子氏(慶應義塾大学商学部准教授)、網代剛氏(ゲームデザイナー)によって開発された。
クロスロードの問題カードには、「3000人いる避難所で、2000食を確保した。この食糧を配るか配らないか」など、どちらを選んでも何らかの犠牲を払わなければならないような「ジレンマ」が多数ある。
プレイヤーは、自分なりの理由を考え、苦心の末に「Yes」か「No」か、一つだけを選び、自分の前にカードを裏返して置く。合図で一斉にオープンし、多数派の人は、青座布団を獲得できる。一人だけの人がいる場合、その人は金座布団を獲得し、他のプレイヤーは何ももらえない。座布団の配当を終えたら、問題を全員で話し合ってみよう。
その人が「Yes」または「No」を選んだ理由を聞くことで、多くの価値観や視点に出会うことができる。
10枚のカードを終えたときに、一番多くの座布団を持っていた人が勝ちとなる。その場に座布団がない場合は、お菓子で代用することも可能。
また、自主防災会などでは、地域独自の問題を作ってプレイするのもためになるだろう。
クロスロードは、災害を自分の身に引き寄せて考えると同時に、他者のさまざまな考えを知ることができる、優れたゲームである。