学校日記

今日の朝会

公開日
2026/05/11
更新日
2026/05/11

全校

今日の朝会での校長講話を紹介します。

(校長講話)

皆さんは、動物を見ると歌いたくなる歌はありませんか?

森のくまさん、犬のおまわりさん、げんこつやまのたぬきさん、などを思い浮かべますが、

あの大きな動物の歌がありますよね。そう、「ぞうさん」です。

「ぞうさん ぞうさん お鼻が長いのね、そうよ、母さんも長いのよ」


実はこの歌を作詞した、まどみちおさんは、ぞうさんの歌について、

「子ぞうが、友達から、『お前の鼻は長い』と言われた、いじめられた歌」と言っています。

確かに、ぞう以外の動物で、あんなに長い鼻をもった動物はいません。

子ぞうは、そんなことを言われて落ち込んで家に帰ります。

そして、お母さんぞうにそのことを話します。

すると、お母さんぞうは、

「お母さんもお鼻が長いのよ。ぞうの鼻が長いのは、ぞうの個性なの。

生き物は、みんなそれぞれに個性をもっているの。

個性は、みんな違うからいいの。だから、そんなことで落ち込まないで、

明日からまた元気にお友達と遊んでね」と話しました。

大好きなお母さんぞうから、そう教えてもらった子ぞうは、

友達に「そうよ、母さんも長いのよ」と答えたとのことでした。


ぞうさんのお母さんが言っているように、私たちも、互いの個性を認め合わなければならないと思います。

自分とは、話し方が違っても、考え方が違っても、雰囲気が違っても、それはすべて、その人の個性です。

個性というのは、みんなそれぞれ違うからいいのです。

他の人から、「みんなと違う」という理由で、何か言われるものではありません。

学校は集団で生活しているから、形をそろえて、心をそろえることを大切にするときがあります。

そんなとき、みんなと違うことで不安になったり、まわりの目が気になったりしませんか。

違っていいんです。違うってすてき、違うっておもしろい、私はそう思います。

本当に大切なことは、「あなたはあなたのままでいいんだよ」

「ありのままのあなたが好きなんだよ」と相手のよさを受け入れようとする気持ちだと思います。

そして、友達やまわりの人を、自分と同じように大切にしようと思えたなら、

きっと、お母さんぞうが言った「みんな違うからいいの」という意味がわかるようになると思います。


校長室に、新しく目標を掲げました。何という字ですか? そう、「仲間」という字です。

そこに、ある言葉が隠れています。「ともに ささえる」です。

人はみんな違うからこそ、ともに支え合いながら生活しています。

「ともに」という言葉を大切にしてほしいです。