学校日記

7/25 誰もいないプール・・・

公開日
2018/07/25
更新日
2018/07/25

八幡小百景

  • 980092.jpg

https://chita.schoolweb.ne.jp/2310199/blog_img/13368677?tm=20240822110216

 今日の午後のプールです。本来ならば、プール開放でたくさんの子どもたちが泳いでいたはずですが、本年度は実施できません。
 本校だけでなく、全国的にもプール開放を中止しているという報道がたくさんされていますね。
 本校のプールも、この写真では暑さは伝わらないと思いますが、本日、午後の暑い時間になってはかったところ、水温も気温も35度程度まで上昇していました。手をつっこんでみると、いつもなら「きもちいい!」と感じるのですが、ぬるま湯の状態で全く気持ちよくないお風呂のような水。そして、なんといっても問題はプールサイド。数分立っているだけで、もう耐えられないほどの暑さです。そして、危険だと思うのは裸足で歩いてみると、数秒でもやけどしてしまうほどの高温になってしまっています。もちろん、プレハブの更衣室内やトイレ内も、非常に高温になってしまっています。
 つまり、子どもたちからすると、もしプール開放があったとしたら、午後の暑い時間の登下校でまず炎天下でダメージを受け、さらに更衣室やトイレでもダメージを受け、続けてプールサイドでもダメージを受け、気持ちいいはずのプールに入ってからもお風呂にはいっているような状態になってしまいます。

 長く教員をやってきている者にしてみても、こんなことは初めてです。今まで水温や気温が低すぎてプールが実施できないこと、雨や雷が心配で実施できないことなどは、よく経験しているのですが、今年のような「高温で熱中症の危険があるからプールは中止」などという事態は、経験したことがありません。こういう事態を想定すらしていなかったというのが、正直なところです。

 プール開放が実施できないことはとても残念ですが、午後のプールの様子をこうして確認してみると、これはやむを得ないことだと痛感させられます。と同時に、経験したことがないほどのこの暑さはいったい何なんだろう、地球がどうなってしまっているのだろうという、大きな問題についても考えざるを得ません。

 早くこの異常な暑さが収まるといいですね。みなさん、再三報道されているように、この暑さは危険です。熱中症には十分お気をつけください。