学校日記

3/26 稀勢の里 涙の連覇!

公開日
2017/03/26
更新日
2017/03/26

校長室より

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 今日の大相撲は感動しました。
 左腕を痛めて、昨日あっさり負けてしまった稀勢の里。
 どうなるか心配していましたが、大関照ノ富士を本割・優勝決定戦とまさかの連破。
 逆転で2場所連続優勝を果たしました。新横綱での優勝は貴乃花(95年初場所)以来、約22年ぶりです。表彰式では君が代斉唱の段階から人目をはばかることなく涙を流しました。

 優勝インタビューでは「本当にこの応援と支えてくれた人たちのおかげ」と大声援に感謝した稀勢の里。涙についても聞かれたが「今回は泣かないと決めていたのですが…」と先場所に続いての男泣きをしました。

 左上腕には青紫色のあざが広がっており、相撲を取るのも難しいと考えられていましたが、照ノ富士に奇跡の連勝。土俵へ向かう心境を「気持ちだけぶつけようと思った」と振り返り、「自分の力以上のものが出た。あきらめないで最後まで力を出して良かったです」と語りました。今日の相撲を見ると、まさに気持ちをぶつけた相撲でした。
 ただ、優勝杯を持ったとき、左腕がきちんと使えませんでした。それぐらい痛めていた左腕です。左肩から腕の状態が気になります。「しっかり治して5月場所に元気な姿を見せられるように明日から治療したい」と来場所への闘志も見せていました。ゆっくりとはしていられないかもしれませんが、次の場所に向けてしっかり治してほしいと思います。そして、5月場所でも気持ちのこもった、素晴らしい相撲が見られることを強く願っています。
(画像は、中日新聞より)