学校日記

3/21 「聖徳太子」一転復活へ

公開日
2017/03/21
更新日
2017/03/21

校長室より

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https://chita.schoolweb.ne.jp/2310199/blog_img/13366216?tm=20240822110216

 今日の中日新聞朝刊に、標題の見出しが出ていました。気がつかれた方も多いかと思います。前回出されたときは、「聖徳太子」を「厩戸王」とする案が出されていましたが、パブリックコメントの批判を受け、変更したようです。

 以下、中日新聞の記事を紹介します。
(引用)
 文部科学省が2月に公表した次期学習指導要領改定案で、小学校の社会で「聖徳太子(厩戸王)」、中学校で「厩戸王(聖徳太子)」とした表記について、同省が小中学校とも現行指導要領と同じ「聖徳太子」の表記に戻すことを視野に検討していることが、関係者への取材で分かった。

 改定案は、歴史学で一般的に「厩戸王」と呼ぶことを考慮しつつ、小学校では伝記を読む機会が多いことや、中学校では新たに史実をより深く学ぶことを踏まえて、表記を変更した。

 しかし、今月15日まで実施したパブリックコメント(意見公募)で、同じ人物の表記が小中学校で違うと教えづらいなどといった意見が多く寄せられたという。文科省は最終調整を進めており、月内に指導要領を告示する。

 社会の改定案では他に、江戸幕府の対外政策「鎖国」が消えるなど、社会の歴史上の人物や出来事の表記が変更されたが、文科省はこれらの扱いも併せて検討するとみられる。
(引用終わり)

 今まで慣れ親しんできた表記を変えることは難しいですね。ただ、小学校から変える必要があるのかは疑問の残るところですね。