学校日記

3/6 昆虫はすごい

公開日
2017/03/06
更新日
2017/03/06

校長室より

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 今日の夕刊のコラム、夕歩道は、昆虫の話題でした。
 ちょうど、読んだ本のことなので、興味を持って読みました。
 昨日が啓蟄だったので、紹介します。

(引用)
 中南米に生息するハキリアリというアリは、その名の通り、葉を切り取って運ぶ習性を持つ。彼らは切り取った葉を地中の巣に持ち帰り、何と、そこに菌を植え付けてキノコを育てているそうな。

 それだけではない。彼らの体内に共生するバクテリアが抗生物質を分泌し、余計な雑菌の成長を抑える。つまり、除草剤までまいているのだ、と昆虫学者丸山宗利さんの著書『昆虫はすごい』に。

 いわば虫たちは、われら人類よりもはるかに昔から農業を営んでいたらしい。暦は啓蟄(けいちつ)に進み、地中の虫も出てくる時季という。自然の摂理とは何ぞ。農業の大先輩に聞いてみなくてはなるまい。
(引用終わり)

 科学文明を発達させた人間ですが、昆虫にも勝てない部分がいろいろとあります。地球上にすむ動植物すべてが優れた才能を持っているのです。「人間だ」といって、威張っていては昆虫に笑われますね。