2/18 宇宙の謎が次々と
- 公開日
- 2017/02/18
- 更新日
- 2017/02/18
校長室より
今、アメリカの無人探査機「ジュノー」が、木星を周回しています。木星は、厚い雲に覆われているため、謎に満ちた天体です。けれども、木星や土星の衛星に生命の可能性のある星が見つかり、一躍注目を集めています。
今回の木星探査機ジュノーは、木星を53日で1周しています。この、探査機の軌道を少し変更して、14日で1周するように変更しようという試みがなされるはずでした。けれども、その計画は断念し、現状のペースのまま観測を続けることになりました。
別に軌道を変えなくても、木星探査を実行することができます。NASAは2月上旬にジュノーが撮影した画像も公開しました。上空約10万キロから捉えた木星の南極には、雲や台風のような渦が数多く写っていました。
では、この雲の内部はどうなっているのでしょうか。
今、どのようにして探査機を送り込むのかの研究も進められています。近い将来、木星の素顔が分かるときが来るのでしょう。楽しみですね。
(画像は中日新聞より ジュノーが撮影した南極です。)