学校日記

1/30 読書のすすめ

公開日
2017/01/30
更新日
2017/01/30

校長室より

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 皆さんは、畠中恵著「しゃばけ」を知っていますか?結構有名なので知っている方も多いと思います。廻船問屋兼薬種問屋、長崎屋の若旦那は大変病弱で、ちょっとしたことですぐに熱を出す。けれども、若旦那の祖母はおぎんという妖(あやかし)です。そのため、若旦那は人には見えない数多の妖を見ることができるので、若旦那の離れは、妖でいっぱいです。そして、その若旦那や妖を巻き込んだ事件が数多おきます。その事件を集めたのが「しゃばけシリーズ」です。

 そのうち、文庫本になっているのは、「しゃばけ」「ぬしさまへ」「ねこのばば」「おまけのこ」「うそうそ」「ちんぷんかん」「いっちばん」「ころころろ」「ゆんでめて」「やなりいなり」「ひなこまち」「えどさがし」「たぶんねこ」そして「すえずえ」の14冊です。文庫本になっていない本もありますので、今はもっとたくさんあります。私は、文庫本になってから読んでいますので、今までに14冊読みました。
 この本は、妖がたくさん出てきますが、決して怖い話ではなく、読んだ後に、心がほかほか暖かな気持ちがするので、よく読みます。

 今回の「すえずえ」も、「若旦那が嫁取りか」という話の「仁吉と佐助の千年」、「有名な妖封じの高僧、寛朝が誘拐?」という話の「寛朝の明日」など、5編が納められています。
 読みやすくて、きっとおもしろいと思います。是非一度、読んでみてはいかがでしょうか。