12/18 地球外に生命体の痕跡?
- 公開日
- 2016/12/18
- 更新日
- 2016/12/18
校長室より
火星に着陸して活動している探査機「キュリオシティ」。火星について新たな発見がありました。それは、火星の表面でホウ素を発見したというものです。ホウ素の発見は、太古の昔の火星に微生物の繁殖に適した地下水脈があったことを示しています。
火星では、太古の昔、海があったと言われています。それが、隕石の衝突で、宇宙空間に放出され、今のような状態になったというのです。この新たな発見で、この説も裏付けられたような気がします。まだまだ、新たな生命の痕跡が発見されるのではと、期待が膨らみますね。
また、同じ時期に、火星と木星の間の小惑星帯にある準惑星「ケレス」で、表面クレーターの中に氷が存在するのを画像の分析により確認したという発表がありました。
「ケレス」の表面はたくさんのクレーターがあります。そのクレーターに氷があることはこれまでも指摘されていましたが、画像で確認したのは初めてです。米航空宇宙局(NASA)の無人探査機「ドーン」で、表面にある634個のクレーターの底に光を当てて観測。そのうち北極近くにある直径6・6キロほどのクレーターの底に、明るく輝く物質を発見し、反射光の分析により水(氷)の組成だと判明したそうです。
水(氷)があると言うことは、微生物を含め、生命存在の可能性があります。夢は大きく広がってきますね。
(画像は、ウィキペディアより キュリオシティの写真です。)