学校日記

12/16 女子の体力が過去最高

公開日
2016/12/16
更新日
2016/12/16

校長室より

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 スポーツ庁は15日、小学5年と中学2年の全員を対象に4〜7月に実施した16年度全国体力テストの結果を公表しました。調査は全国の小5と中2ほぼ全員の約208万人を対象に実施。種目は握力、上体起こし、長座体前屈、反復横跳び、50メートル走、立ち幅跳び、ソフトボール(中学はハンドボール)投げ、20メートルシャトルラン(中学は持久走でも可)です。

 女子の体力合計点は小5が55・54点(昨年度55・19点)、中2が49・41点(同48・96点)でいずれも過去最高でした。種目別では小5で上体起こし、反復横跳び、20メートルシャトルラン、50メートル走の4種目、中2はこれに持久走と立ち幅跳びを加えた6種目で過去最高。昨年度は小5、中2ともに過去最低だったボール投げもそれぞれ上昇しました。同庁は「運動習慣の少ない女子に対し、ダンスなど取り組みやすい体育の授業実践が結果を押し上げた」と分析しています。

 一方男子の体力合計点は小5が53・93点(同53・81点)で過去最低だった昨年度を上回り、中2が42・00点(同41・80点)で、過去最高の12年度に次ぐ高得点でした。小5は上体起こし、反復横跳び、20メートルシャトルランの3種目で過去最高を記録しましたが、年々低下傾向のボール投げは今年度も小5、中2ともに過去最低を更新してしまいました。

 本校でも、ボール投げは愛知県平均よりもいつも低い状況です。体力は学力とともに大切な力です。最近寒くなって運動場で遊ぶ子は減ってきました。また、ゲームの流行に伴って、外で子ども同士が一緒に遊ぶことも少なくなりました。体力は遊びを通してつくものでもあります。今後、楽しい活動を通して、体力向上を目指していく必要があると感じました。