12/15 猛威を振るう鳥インフルエンザ
- 公開日
- 2016/12/15
- 更新日
- 2016/12/15
校長室より
日本各地で、鳥インフルエンザが猛威を振るっています。
東山動植物園では、感染が拡大しており、14日には新たにシジュウカラガン1羽が死に、簡易検査で陽性でした。もうご存じのように、同園ではこれまで、池にいたコクチョウや、古代池のシジュウカラガン、カモ類の計7羽が高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6亜型)に感染。死んだ鳥は11月29日以降、感染確定で殺処分となった2羽を含め11羽となりました。
また、三重県では14日、同県明和町で回収した野鳥のオオタカ1羽の死骸から、簡易検査でA型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出たと発表されました。県によると、県内で鳥インフルの感染が疑われる野鳥の死骸が見つかったのは初めてです。
このように、鳥インフルエンザウイルスの感染が拡大していることを受け、知多半島でも市町や業界団体が、養鶏農家に消毒用の消石灰を配るなどの感染防止を進めています。知多市では、農家3戸がニワトリとウズラ計3万7400羽を飼育。これまでに18リットル入り消毒液各1缶と消石灰200キロずつを配布済みで、年末に向けて消石灰の追加配布を進めています。
野生の鳥の死骸からも、鳥インフルエンザウィルスへの感染が確認されました。これからは、鳥の死骸を見つけても無闇に触れないようにしてほしいと思います。鳥から人間への感染はありませんが、人が鳥インフルエンザウィルスを運んでしまう可能性もあります。ぜひ、注意してほしいと思います。そして、1日も早く鳥インフルエンザの流行が収まることを祈っています。
(写真は中日新聞より)