学校日記

11/3 ヤギの呪いから解放

公開日
2016/11/03
更新日
2016/11/03

校長室より

 今日、米大リーグのワールドシリーズがクリーブランドで行われ、カブス(ナ・リーグ)がインディアンス(ア・リーグ)に延長10回、8—7で競り勝って対戦成績を4勝3敗とし、108年ぶり3度目の優勝を果たしました。

 実はカブスはワールドシリーズで優勝できないと言われていました。それが、「ヤギの呪い」です。

 事件が起こったのは、1945年のワールドシリーズ第4戦でした。
 地元シカゴのバー、ビリー・ゴート・タバーンのオーナーを勤めるビリー・サイアニスさんはカブスのファンで、マーフィーという名の山羊を飼っていました。そして、いつも一緒に応援に出かけていました。彼はいつもマーフィーの分のチケットまで買うほどでした。けれども、シリーズ4戦目のこの日、カブス関係者が今まで問題にしていなかったマーフィーの入場を拒否したのです。理由はマーフィーの臭い。これに激怒したビリーさんは「2度とこのリグレー・フィールドでワールドシリーズがプレーされることはないだろう」という言葉を残して立ち去ったのでした。
 
 その後、カブスはタイガースを相手に2勝1敗と勝ち越していたものの、本拠地でまさかの3連敗を喫し、世界一を逃してしまったのでした。
 それ以降リーグ地区優勝を果たすことはあっても、リーグ優勝にも至ることはなく、その原因がヤギの呪いによるものではないかとする声が次第に広がったのです。

 2015年シーズンもカブスは優勝決定戦まで持ち込みました。そこに、ヤギの呪いが襲いかかったのです。相手メッツの選手にダニエル・マーフィーという選手がいました。ヤギの呪いのマーフィーと同じ名前ですね。このマーフィーがなんとプレーオフ6戦連続ホームランというメジャー記録を樹立する活躍をしたのです。しかも、このマーフィー選手はレギュラーシーズンのホームラン数は14本。ポストシーズンでその半分に迫る7本を打ったのですから、まさに奇跡です。

 今日の試合でも、カブスは6—3の8回途中に登板した抑えチャプマンがガイヤーに適時二塁打、デービスに2点本塁打を浴びて同点に追い付かれてしまったのです。また、ヤギの呪いか、と思わされてしまいました。けれども、延長10回にゾブリストの二塁打とモンテロの適時打で2点を勝ち越し、その裏のインディアンズの攻撃を1点でしのぎ、108年ぶりの優勝を果たしたのです。

 すばらしい試合でした。「ヤギの呪い」から解放されたカブス。
 これからは、のびのびとプレーし、活躍してくれることでしょう。
(写真は中日新聞より)