学校日記

9/28 生命はいるのか?

公開日
2016/09/28
更新日
2016/09/28

校長室より

 昨日の中日新聞夕刊(今日の朝刊にも掲載されていました。)に、木星の衛星エウロパから噴出している水のようなものを観測したという記事が掲載されていました。
 紹介します。

(引用)
 【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は26日、木星の衛星エウロパを覆う氷の表面から、水とみられるものが高さ200キロまで噴き出しているのをハッブル宇宙望遠鏡で観測したと発表した。液体の水がある環境は、生物が存在できる可能性があるとされ、生物探しの手掛かりになりそうだ。

 エウロパの表面にある厚さ数キロの氷の下には、深さ数十キロの海が広がっているとされる。観測を率いた米宇宙望遠鏡科学研究所のスパークス氏は「海から上昇してきたのだろう。氷を掘らなくても噴き出す水を採取できれば、有機物や生物の痕跡が見つけられるかもしれない」と話した。
(引用終わり)

 もう一つ、以前にも紹介しましたが、土星の衛星エンケラドスでも、生命がいるのではないかと言われています。生命の存在には、「水」の存在が欠かせません。その水が地下に存在している可能性をもっている星と言うことで、この2つの星が候補に挙がっているわけです。この水らしきものを採取して調べることができたら・・・。夢はまた、大きく広がりますね。

(画像は中日新聞より。水とみられるものを噴き出すエウロパの想像図。左に見えるのは木星の別の衛星イオです。)