9/6 第9惑星 発見へ挑む
- 公開日
- 2016/09/06
- 更新日
- 2016/09/06
校長室より
昨日の中日新聞夕刊に、このような記事が掲載されていました。見られた方の中には、「第9惑星は冥王星ではないの?」と思われた方が見えるかもしれません。実は、冥王星は2006年に準惑星に格下げされてしまいました。なので、現在太陽系には8つの惑星があるのです。
記事を少し紹介します。
(引用)
挑戦するのは、国立天文台の吉田二美専門研究職員(惑星科学)らのチーム。
第9惑星は、海王星の外側で見つかった複数の天体の軌道を分析した結果、可能性が浮上した。直径が地球の2〜4倍、質量は10倍程度で、ガスに包まれた氷の天体と予測されている。太陽からの平均距離は太陽から海王星までの20倍で、楕円軌道を1万〜2万年かけて1周する。
自ら光を放たない上に太陽から遠いため非常に暗いとみられ、視野が広く、わずかな光でも捉えられるすばる望遠鏡の大型カメラが探索に威力を発揮すると注目されている。
(引用終わり)
確認作業には時間がかかりそうですが、発見できれば第9惑星として認定されるかもしれません。宇宙のロマンがまた一つ増えましたね。
(写真は中日新聞より)