学校日記

8/31 明日から2学期

公開日
2016/08/31
更新日
2016/08/31

校長室より

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 長い夏休みが終わりました。
 いよいよ明日から2学期が始まります。
 今日の中日春秋に興味深い記事が掲載されていましたので、紹介します。

(引用)

 このほど出版された『永六輔の伝言』(矢崎泰久編、集英社新書)は、先月83歳で逝った永さんが語り、書き残した交遊録で、宝石のような話がたっぷり詰まった本だ。その一つをお届けすると…

 女優の故・岸田今日子さんは子供のころ、不登校になった。夏休みが終わり、お母さんに「そろそろ学校へ行ったら…」と言われても、「ずっと行ってないから、イヤ」。それでも「みんなも夏休みだから、お休みしていたのよ。大丈夫」と励まされて、いやいや学校に行った。

 岸田さんが手つかずのままの絵日記と宿題を提出すると、先生は「楽しいことがたくさんあり過ぎて、宿題をする暇がなかったのかな」。そう笑いかけ、白紙の絵日記に、大きな○を書いてくれた。感激した彼女はそれで学校が好きになり、不登校をやめたそうだ。

 明日から、9月。夏休みが終わっても、学校なんか行きたくないという子もいることだう。中高生の自殺が増え、9月1日は最も危険な日という統計もある

 学校に行くにしろ行かないにしろ、とにかく、自分の命に自分の手で「×」を付けることだけは、しないでほしい。

 岸田さんの話には、続きがある。彼女は女優になってから先生と再会し、自分を救ってくれた「○」へのお礼を言った。ところが、先生は「あれは○じゃないよ。零点という意味…」。二人は大笑いしたそうだ。
(引用終わり)

 なかなか素晴らしいですよね。最後のおちはいいですよね。
 明日は、元気に登校しましょう。
 先生たちも待っていますよ。