8/16 オリンピックのメダル
- 公開日
- 2016/08/16
- 更新日
- 2016/08/16
校長室より
リオ五輪では、連日日本人選手の活躍が報じられています。今朝も、体操男子種目別跳馬で、白井選手が銅メダル、卓球男子団体は決勝にすすみ、メダルを確定させました。
また、残念ながらメダルには届かないものの、多くの感動を与えてくれる選手もいます。水泳の池江選手は100メートルバタフライで、予選、準決勝、決勝とすべてで日本記録を更新しました。素晴らしい活躍でした。
ところで、日本人選手のメダル1号は?
今日の中日春秋は、その内容でした。読まれた方も多いかと思いますが、紹介します。
(引用)
日本人の五輪メダル1号は何か。答えは1920年アントワープ五輪のテニス男子。シングルスの熊谷一弥(くまがいいちや)選手、ダブルスで熊谷選手と、柏尾誠一郎(かしおせいいちろう)選手のペアがそれぞれ勝ち取った銀メダルである
クイズ番組に出そうな問題だが、その答えを忘れることは、もうあるまい。熊谷選手以来、96年ぶりのメダルを錦織圭選手が獲得。日本テニス界の悲願成就に大正デモクラシー期の快挙もまた注目されるだろう
日本人選手を応援したいのはやまやまだが、12時間の時差が厳しく、テレビ観戦にも一苦労の今大会。準決勝でのアンディ・マリー戦での錦織選手の不調に加え、3位決定戦の相手は強豪ラファエル・ナダル選手。過去の対戦成績は1勝9敗とあっては、切ない場面を予想して、寝てしまったファンもいるだろうが、それを食らいつくプレーでさわやかに裏切ってみせた。ナイスファイトである
熊谷選手は銀メダルにも決勝での敗北に「悲憤痛恨」の涙を流したと伝えられるが、錦織選手の銅メダルは「歓喜希望」の涙に光っているだろう
銅の色は敗れた者の色ではなく、明日は銀や金に輝くかもしれぬ希望、期待の色と考えたい
イッチーの愛称で世界にも愛された熊谷さんも錦織選手の快挙に目を細めているに違いない。どういうめぐり合わせか、きょうは68年に亡くなったその名選手の祥月命日である。
(引用終わり)
今まで苦手にしていたナダル選手に勝った錦織選手の活躍。すばらしかったですね。先日の高校野球の東邦ではないですが、「あきらめない気持ち」が大切なのですね。
(画像は中日新聞より)