学校日記

6/30 校長会研修会

公開日
2016/06/30
更新日
2016/06/30

校長室より

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 今日の午後、常滑市青海市民センターで第1回知多地方小中学校長会研修会が開催されました。演題は「価値ある行動に徹して自分を活かす」で、講師は名星ダンボール株式会社代表取締役 伊藤譲一様です。
 伊藤様は、常滑市で行方不明になった子どもの連絡会に参加したり、心臓病の子どもの移植手術の募金活動に積極的にに関わったりしてみえる方です。今まで本当に様々な活動に参加して見える伊藤様の話は、大変面白く有意義でした。
 講演の内容を挙げれば切りがありませんが、何度も話をされてきた内容として、「自分は失敗ばかりしてきた。」という言葉がありました。けれども、失敗の中からかけがえのないものをたくさん得てきた。それが、今の財産にもなっている。また、地域には優れた才能を持っている方がたくさんいる。そういう方々を掘り起こすのは校長の仕事だ。そして、そういう方々を中心にネットワークをつくれば、困ったときに助けてくれる方々もできることを教えていただきました。

 常滑市の行方不明になった子どもの会に関連して、「誰も悪くない。お母さんも、学校も、校長先生も被害者。僕も被害者。被害者みんなで協力して発見につながる活動をしていこう。」という言葉には、感動しました。過去を振り返るのではなく、未来に向かって何ができるのかを常に考え、実践していくエネルギーに共感を覚えた講演会でした。