6/29 自己肯定感
- 公開日
- 2016/06/29
- 更新日
- 2016/06/29
校長室より
今日の午後、福祉活動センターで開催された、「支援のバトンをつなごうワークショップ」に参加しました。内容は「乳幼児期の親子の愛着を育む子育て支援」です。このワークショップも今年で7年目となります。最初から関わっていますので、良くここまで続いたと思っています。
本年度のテーマは「子どもの自尊感情や自己肯定感を高める意義や取り組み方法について」です。乳幼児期から学童期までを順番に行っていきます。
本日の乳幼児期では、まず、親と子の信頼の絆(愛着)について話を聞きました。安定した愛着関係が自己肯定感を育てる大きな鍵となること、愛着が育っていない子供では、自己コントロールする力が欠如することを教えてもらいました。
また、子どもは、自我の誕生、そして「第二の自我」の誕生へと成長していきます。そして、第二の自我を育成することが「しつけ」であること、4歳半を過ぎた頃から、自我の世界と「第二の自我」の世界をつなげられるようになること。「自分」ができるとは、自己内対話ができる状態のことをいうこと。自己内対話ができるようにするためには、じっくりと「自分づくり」を進める子どもたちに、ふさわしい時間と空間、仲間関係をたっぷり補償することが大事であることを教えていただきました。
大変考えさせられる内容で、心に残ったワークショップでした。