6/7 ともに学ぶ
- 公開日
- 2016/06/07
- 更新日
- 2016/06/07
校長室より
学校での学びで大きいのは、「ともに学ぶ」ことができるからだと思います。一人で、家庭教師がついて学ぶのもいいかもしれません。けれども、同じ学年の子どもの発表や考えを聞いて、自分の考えと比較する場面はなかなか得られないと思います。
学校は、集団で学ぶ場です。
集団で学ぶことによって、同学年の子がどのように考えているか知ることができます。同学年の子の考えですので、同調できたり、反発できたりすることでしょう。そんな中で、自分の考えを発展させることができます。これは、集団で学ぶしか方法はありません。
日本は、昔から集団での学びを大切にしてきました。だからこそ、様々な授業論が出て、一斉授業をどうするのかという議論もなされてきたのです。言語能力の向上、、アクティブ・ラーニングの実践など、新しい言葉がたくさん出てきています。けれども、原点は集団での学びをどうするかです。
コミュニケーションが上手にとれない若者が増えてきていると言われています。そのためにも、集団での学び、ともに学ぶことは大切なことです。今後も、しっかりした授業規律のもと、集団での学びを追求していきたいと思います。