5/31 火星最接近
- 公開日
- 2016/05/31
- 更新日
- 2016/05/31
校長室より
火星が地球に最接近する「スーパーマーズ」が、5月31日に観察できます。国立天文台によると、直近10年間で最も近い距離となり、大きく明るく見える「観察の好機」といいます。
なぜこういうことがおきるのか。それは、火星の軌道が楕円形をしているためです。地球の軌道は円に近い形ですが、火星の軌道が楕円形のため、接近したり離れたりするのです。
今日は、約7528万キロと直近10年間で最も近い距離まで近づきます。最接近をするのは今晩ですが、今日ばかりでなく、後1ヶ月くらいは大変明るく見えるそうです。
今回の距離まで近づくのは、2005年11月20日以来です。2018年には、火星と地球の距離は5759万キロまで最接近します。楽しみですね。
今晩は天気が良いので、しっかりと見えそうです。南東の空でひときわ明るく光っている(1等星くらいの明るさ)が火星です。その横に、土星が美しく輝いているそうです。2つの星を同時に楽しめそうですね。
(画像は国立天文台より)