学校日記

5/23 道徳

公開日
2016/05/23
更新日
2016/05/23

校長室より

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 今日、新知小学校で道徳の現職教育があったので、行ってきました。本校の先生方にも参加してほしいと思いましたが、以前からの予定が入っていたので、代表(そうではないですが。)として参加してきました。講師は、県義務教育課主席指導主事の山田貞二先生です。テーマは「しなやかな道徳授業をめざして〜立ち位置を意識した発問から〜」です。まず、「しなやかな道徳授業」とは、どういう授業なのか、と疑問に思いましたが、途中で退席せざる終えませんでしたので、その点はよく分かりませんでした。ただ、副題の「発問」については、しっかり聞くことができました。

 発問の種類として、「場面発問」と「テーマ発問」があり、場面発問はその場その場を理解するために発問であること、テーマ発問は、本時の授業全体のテーマに関わる発問であることを学びました。ただ、テーマ発問については、なかなか難しく感じました。けれども、特に高学年においては必要であることも教えていただきました。
 もう一つ、「多面的」「多角的」の違いについて、発問に沿って教えていただきました。「多面的」は外側からいろいろな面を見ていくこと、「多角的」は内側からいろいろな角度で見ていくこと、と言われました。図がないと同じように聞こえてしまいますね。今日の話では、図がありましたので、よく分かりました。私は、「多面的」は価値観にかかわるもの、「多角的」は生きる方向性に関わることと考えましたが、にているところもありましたが、違うところもありました。
 その後、「バスと赤ちゃん」の資料で、多面的発問と多角的発問の例を示していただきました。この途中で退出してしまったのが残念でしたが、講師の先生の口調が大変明快で分かりやすかったので、私にとって学びの多い研修会でした。