学校日記

5/22 笑い

公開日
2016/05/22
更新日
2016/05/22

校長室より

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 昨日、「教育と笑い」と題して、桂雀太さんの落語と、私との対談を行いました。さすが、プロの落語家です。素晴らしい口調で落語を演じてくれました。会場からは笑い声が大きく響いていました。
 その後、対談をしました。私のへたくそな取り回しにも、軽妙にこたえていただきました。ありがとうございました。

 「笑うこと」はすごく大切なことです。
 故桂枝雀さんが、笑うときは少し顔を上げて笑う。下を向いて笑うことはまずはない。上を向くということは、胸が広がり、深呼吸をしたようになる。だから、健康にも大変良いんだ、というようなことを言って見えました。
 また、枝雀さんは「笑いとは緊張の緩和によって生まれる」ともいっています。その通りだと思います。緊張があるからこそ、ふとしたときに気持ちが緩み、笑いが起こるのです。緩和だけしかないところでは、笑いはおこりませんね。

 さて、授業名人の故有田和正先生も、「1時間で1回も笑いのない授業をした教師は逮捕する。」と言っています。有田先生は、常にユーモアのセンスを磨くことを心がけてこられました。一番大事なユーモアは、「笑うこと」。笑えると言うことは、おもしろいことを理解できる大事な能力だと言っています。

 「笑い」は、良い影響を様々に与えるものです。自分で楽しむのもいいでしょう。そして、授業中も適度な緊張があるからこそ、笑いが大切なのです。そのことをしっかり頭に置いて明日からの授業に取り組んでいきたいと思います。