5/10 授業の楽しさ
- 公開日
- 2016/05/10
- 更新日
- 2016/05/10
校長室より
授業は本当に面白いと思います。
なぜか?
授業は子どもとのキャッチボールができるからです。
授業の主役は・・・。「子ども」「教師」、どちらでしょう。
私は両方だと思います。
子どもが主役になるように、教師が様々な仕掛けを作る。その面では、教師も主役だと思います。もちろん、影の主役かもしれませんが・・・。
先ほどのホームページにも書きましたが、ヘチマの観察をしているとき、1グループだけ、本葉が出ていました。「なぜだろう?」と子どもたちは考えたと思います。当然ですよね。子どもたちは周りのグループのヘチマを見ていますので。そのとき、教師が「本当だ、どうしてだろう?」と言えるかどうかで、授業の様子は変わります。きっと、発芽の条件と、植物の生長の条件と2つが出てくるでしょう。もっと違った意見が出るかもしれません。
どのような展開になるか、わくわくしますよね。
授業をしていると、そういう場面に数多く出会います。
予想もしていない発言も出てきますよね。
そのとき、教師はどのようにかえすのか。
授業の醍醐味かもしれません。
本校は「授業を基盤とした学校づくり」を学校経営の柱として取り組んでいます。そのためには、授業の本筋からは外れるかもしれませんが、子どもたちの豊かな発想を取り入れていくことも大切になります。どの発想を取り上げていくかは、教師の感性に寄るところが大きいと思います。
授業を上達させることは、教師の感性を磨くことだと思っています。これからも、授業を大切にしていく姿勢を築き上げていきたいと思います。
(写真は、昨年度のものです。)