3/25 人間の分際
- 公開日
- 2016/03/25
- 更新日
- 2016/03/25
校長室より
最近、本屋でよく見かける本で、「人間の分際」という本があります。曽根綾子さんが書き、幻冬舎新書から出版された本です。
私も、手に取ってみて、「第3章 人間関係の基本はぎくしゃくしたものである」という章が気に入ったので、購入して読んでみました。
その中の一節に、次の言葉がありました。引用します。
本当は、人間同士には他人のことなど全く分からないものなのである。親のことも子供のことも、夫のことも妻のことも、知らない部分がたくさんある。ましてや一つ屋根の下にもいない他人のことなど、どうしてわかるのだろう。それなのに、人は平気で他人のことをああだこうだと言う。新聞も週刊誌も、記事の多くはわかるはずのない他人の話である。
(引用終わり)
もう少し、話は続いていきますが、これを読まれていかが思うでしょうか。私は、なるほど、と思いました。なかなか含蓄のある話がありますので、もう1カ所、後日紹介します。