学校日記

2/25 日に新たに、日々に新たなり

公開日
2016/02/25
更新日
2016/02/25

校長室より

 これは、湯王(とうおう)の銘です。
 湯王は古代中国 殷の創設者として有名です。
 この言葉を挙げて、土光敏夫氏は次のように述べています。

 毎日の24時間をどう使うか。
 私は1日の決算はその日のうちにやることを心がけている。きょうが眼目であるから、きのうの尾を引いたり、あしたへもち超したりしない。きのうを悔やむこともしないし、あしたを思いわずらうこともしない。このことを積極的にいい表したのが「日新」だ。きのうもあしたもない。新たにきょうという清浄無垢の日を迎える。きょうという1日に全力を傾ける。きょう1日を有意義に過ごす。これが、私にとって、最大最良の健康法になっているかもしれない。(土光敏夫信念の言葉 PHP研究所発行 より)

 今日という1日に全力を傾ける。確かにそうだと思っても、なかなかできないのが人間かもしれません。何事にも全力を尽くして取り組んだ土光さんの言葉だけに、重みがありますね。見習いたいものです。