学校日記

2/9 話し合う

公開日
2016/02/09
更新日
2016/02/09

校長室より

 今日から相談週間が始まりました。
 相談週間は、担任と学級の子どもがしっかりと話し合える場です。
 1対1ですと、なかなか自分の本音が言えないかもしれません。
 けれども、1学期、2学期と行ってきましたので、少しずつ話ができるようになったのではないでしょうか。
 担任と子どもとの人間関係ですね。

 最近は、なかなかよい人間関係ができないと言われています。大きな理由は、子どもの遊びが変わったことが上げられるでしょう。昔は、友だちと一緒でなければ遊ぶことができませんでした。そんな中で、同級生はもちろん、年上、年下の子どもたちとも一緒に遊ぶ中で人間関係をつくってきました。
 けれども、テレビやコンピュータ、ゲームの普及のより、一人でも楽しく遊ぶことができるようになってしまいました。映像という仮想現実の中で遊んでいるのです。そんな子どもたちは、人間関係をあえて築く必要がありません。一人で楽しめるのですから。だから、人の痛みがわからず、いじめなども際限なく、とことんまでやってしまう、そんな問題が起こってきたのかもしれません。

 学校は、集団生活をする場です。今、学校から帰ってから遊びの中で築くことのできなくなった人間関係を、学校だからこそ築くことができるのかもしれませんね。