12/27 澤選手 有終のゴール
- 公開日
- 2015/12/27
- 更新日
- 2015/12/27
校長室より
サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の中心選手として長く活躍した澤穂希選手が27日、川崎市の等々力陸上競技場で現役最後の試合となる皇后杯全日本女子選手権決勝に臨み、INAC神戸を2大会ぶり5度目の優勝へ導く決勝ゴールを奪い、有終の美を飾りました。
今日の一戦では、澤選手の最後の勇姿を見ようと2万人を超える観衆が詰め掛けました。澤選手は中盤でフル出場し、自らゴールを狙ったり、ゴールをアシストしたりしましたが、なかなかゴールを奪えませんでした。そんななか、後半30分すぎにコーナーキックをヘディングで決め、1—0の勝利に貢献しました。選手生活を最高の形で締めくくりました。
今日の活躍で、まだまだやれるのでは、という思いをもった方も多いかと思いました。私も、あれだけ動けるのだからまだまだやれそうな気がしました。けれども、本人にとっては、心と体が一致した動きができなくなってきたのでしょう。今回の引退は、本当に残念ですが、今日の動きが若い選手の手本となったことでしょう。これからどういう歩みをしていくのかわかりませんが、またサッカーの場に戻ってきてほしいと思います。(写真は中日新聞より)