12/24 クリスマスの贈り物
- 公開日
- 2015/12/24
- 更新日
- 2015/12/24
校長室より
今日の中日春秋に、次の記事が掲載されていました。
心打たれる記事でしたので、前半部分を紹介します。
1920年代、不景気な時代の米国のある家族の物語から書きだそう。父親が商売に失敗して、家計は火の車。クリスマスの贈り物の余裕はなかった。
▼ところが、その朝、ツリーの下に家族分のプレゼントがあった。母親が包みを開ける。どこかで、なくしたはずの古いショールが入っていた。父親には柄の壊れた斧(おの)。妹には使い古したスリッパ。「私」には11月に食堂に忘れてきたと思っていた帽子だった。
▼弟がこっそり用意した。この日のためになくなっても騒がれない品をコツコツ集めていた。みんなでげらげら笑った。人生最良のクリスマスのひとつと、この人は書いている。
(後略)
このときの家族の笑顔が、何よりのクリスマスの贈り物だったのでしょうね。
こんな贈り物、素敵ですね。