12/8 6年生で授業をしました
- 公開日
- 2015/12/08
- 更新日
- 2015/12/08
校長室より
6年2組で授業を行いました。これで後1組を残すだけになりました。1組は1月に行う予定です。
さて、今日の授業は算数。
課題は、「1〜9の数字の間に+や−を入れて答えが1,2,3,4,5になるような式をつくります。どのように入れればいいでしょうか。」です。
たとえば
1+2+3+4ー5+6−7+8−9=3
このような式をつくるのです。10分ぐらい個人で考えましたが、「2と4ができない。」と言うつぶやきが聞こえてきました。10分たったとき、「席を離れてもいいので、友達と相談しなさい。」というと、すぐに子どもたちの輪ができました。2,4になる式にこだわっていたようです。話し合いの中で、「2,4はできない」という言葉から「偶数にはならない」という言葉にいつの間にか変わってきました。
そこで、話し合いをやめ、1,3,5になる式を書いてもらいました。
「ここまでは、1年生でもできますね。ここからは6年生の学習です。なぜ、2や4にはならないのでしょう。」と発問し、自分で考えてもらいました。「偶数+偶数は偶数だし、奇数+奇数も偶数だし・・・」というつぶやきが聞こえてきました。
この後、また相談の時間を作りました。すぐに話し合いが始まりました。すごいですね。一生懸命説明している子もたくさんいました。ほぼ相談が終わったときに、発表してもらいました。よく理解ができたようです。
私からは担任の先生が発見した?方法で説明しました。
まず、1をはばにして、2+3は奇数、4+5は奇数、6+7は奇数、8+9は奇数
奇数が4組できます。奇数+奇数は偶数ですので、隣同士の奇数をたすと偶数になります。そうすると、偶数が2つできますので、偶数+偶数は偶数で、1がはばになっていましたので、1を偶数にたすと奇数になります。
こんな説明でした。
みんな大変よく考えました。すばらしかったですね。