11/27 県外研修に出かけて
- 公開日
- 2015/11/27
- 更新日
- 2015/11/27
校長室より
2日目は教育調査研究所研究部長 寺崎千秋先生から、「アクティブラーニングと人材育成」の演題で講演をいただきました。
講演は、次期学習指導要領改訂に関する今後のスケジュールから始まり、現在の教育の問題点、子どもたちに身に付けさせる力、教育課程企画特別部会の論点整理、アクティブラーニング、習得・活用・探求、人事育成と幅広い内容でした。
どれも具体的で、大変わかりやすく話をしていただきました。話の中で2点だけ取り上げます。
まず、習得・活用・探求についてです。習得の部分では当然教師の指導性が多くなります。それが、活用となったとき、いかに自力解決できる力を付けていくのか。そのために、子どもたちにやらせてみる、教師が一歩引く姿勢が大切であること。探求は総合的な学習の時間で主に指導されるが、「何をやりたいか」「どんな計画で、何時間かかるのか」「どんなチームで」など、様々なことを自己決定させていくことが大切であることを教えていただきました。
もう一つ、アクティブ・ラーニングについてです・アクティブ・ラーニングは「課題の発見・解決に向けて主体的・協働的に学ぶ学習」のことです。小学校に置いては、今までも行ってきたことです。例えば、体験学習や問題解決学習、グループ学習などがそうです。ですので、決して目新しいものではありません。今まで行ってきたこともう一度「主体的・協働的」という言葉で振り返ってみて実践をしていくことが大切だと思いました。
約1時間半の講演でしたが、本当に勉強になりました。
「学校の中で、校長が一番学ばなければならない。」という言葉を心にとめ、今後も学びを深めていきたいと思います。