11/4 目標があるからがんばれる
- 公開日
- 2015/11/04
- 更新日
- 2015/11/04
校長室より
今日、尾張校長会研修会で、室伏由佳先生の話を聴きました。室伏先生は、円盤投げ、ハンマー投げで活躍し、オリンピックにも出場した選手です。今は引退し、陸上競技関係だけでなく、幅広い活動をしています。
今日の講演の中で、キーワードとして4つの言葉が印象に残りました。
「アスリートは耐え忍ぶ連続!」
「目標があるからがんばれる!」
「失敗の連続からの気付き」
「伝え続けることの大切さ」
素晴らしい話を、たった4つのキーワードにまとめてしまうのは大変失礼なことかもしれません。けれども、印象に残った言葉として紹介しました。
「耐え忍ぶ連続」という言葉には、けがと格闘しながら、全日本選手権10連覇(ハンマー投げ)を成し遂げた方だから言葉に重みがありました。今、「耐え忍ぶ」ということが忘れられているように思います。何事も、楽な方に、安易な方に流れていき、何となくやっているという姿が見られるのではないでしょうか。また、「失敗の連続からの気付き」は現在、失敗させないような取り組みがあまりにも多いのではないかと考えさせられます。そして、目標を持つこと。目標を持ってそれに向かってがんばる。プロ野球のイチロー選手も言っている言葉です。
今日の講演は、一流のアスリートの言葉だけに、胸に迫るものを感じました。