8/9 長崎から平和を
- 公開日
- 2015/08/09
- 更新日
- 2015/08/09
校長室より
長崎では9日、70回目の原爆の日を迎え、爆心地に近い長崎市松山町の平和公園で、長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が営まれました。
今日の式典には、過去最多の75カ国が参列しました。米英仏ロ中などの核兵器保有国に加え、開発疑惑が持たれるイランも初めて参加。式典は被爆者でつくる被爆者歌う会「ひまわり」の合唱で始まりました。死没者数は16万8767人。本当に多くの人が亡くなりました。
平和宣言で田上市長は「戦争をしないという平和の理念は永久に変えてはならない原点。悲惨な戦争の記憶を忘れてはならない」と呼び掛けました。
広島への投下後、長崎は第二目標だった。第一目標が天候不順のため、第二目標だった長崎に投下された。苦すぎる「たまたま」である。どこに投下されようと許されぬ。されど、長崎ではなかったかもしれぬと空想したとき、そこで失われた生命の無念さ、口惜しさが胸に迫る。まして広島への投下後、国が直ちに終戦を決定したら、長崎への投下はあったか。現在、世界には1万6000発以上の核兵器が存在する。生物兵器、化学兵器などは既に禁じられたが、核兵器を禁止する国際法はない。長崎後の核兵器の戦時使用はない。だが、それにも「たまたま」と付け加えてよい理由を小欄は知らぬ。(中日春秋)
今日という日が、あらためて平和を考える日であってほしいと思います。
(写真は、長崎市ホームページより)