7/11 ユニバーサルデザイン
- 公開日
- 2015/07/11
- 更新日
- 2015/07/11
校長室より
昨年度から、授業のユニバーサルデザイン化をすすめています。
では、ユニバーサルデザインとは何でしょう。調べてみました。
「ユニバーサルデザインとは、文化・言語・国籍の違い、老若 男女といった差異、障害・能力の如何を問わずに利用することができる施設・製品・情報 の設計(デザイン)をいう。( ウィキペディアより)
授業のユニバーサルデザイン化でめざすものは、「すべての子どもがわかる・できる」授業づくり・環境づくりです。
例えば、環境面では、
授業中の児童の机上には必要なもの以外出さない。
前面黒板に、授業に必要のないものは書かない。
前面黒板の両側の掲示はすっきりさせる。
などを行っています。
授業面では、
今日学習する「めあて」を明示する。
先生の話を聞くときは、先生の方を見る。
友達の発表を聞くときは、友達の方を向き、うなずきながら聞く。
などを行っています。
また、有名なメラビアンの法則にあるように、人の受けとめ方について、人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかは、話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合となっています。視覚情報が圧倒的に高いので、授業の中でも視覚情報に訴える工夫も必要です。
本校でも、ICTの活用やイラスト、図の活用など、授業の中で視覚的に示す工夫もしています。
一学期の終わりに向けて、この点をもう一度振り返って授業に取り組んでいきたいと思います。