6/27 一日一日にけじめをつける
- 公開日
- 2015/06/27
- 更新日
- 2015/06/27
校長室より
土光敏夫氏を知っていますか?
1950年に石川島重工業の社長に就任し、大赤字・給料遅配・スト続きで苦しむ会社を経営合理化し再建を果たしました。その後、1965年に業績低迷の東京芝浦電気(現東芝)の社長に就任、1972年、会長となりました。また、中央財界にあっては、経済団体連合会会長として指導力と行動力を発揮し、日本経済の発展に尽くしました。決して奢ることはせず、食生活も質素で、おかずは味噌汁とめざしであったそうです。
その土光敏夫氏に「土光敏夫 信念の言葉」 PHP研究所 編 があります。その中の一番初めに出てくるのが「一日一日にけじめをつける」です。少し長いですが、引用します。
きょうという日は、すべての人にとって平等に訪れるかけがえのない一日である。自己の人生にとって初めて訪れた日であり、またけっして再び訪れることのない日でもある。
だから、この一日を粗末に過ごす人は、毎日を粗末に過し、一生を粗末に過ごすことに通ずる。
一日一日にけじめをつけていこう。きょうのことは、きょうやってしまおう。これは、忙しいとか暇があるとかの時間の問題ではない。志の問題である。
「あしたにしよう」という弱い心に、自ら鞭を打て。あしたという日には、またあしたやるべきことが待っている。
そのとおりですね。「けじめをつけていくこと」を大切にしていきたいと思います。