学校日記

6/2 命の大切さ

公開日
2015/06/02
更新日
2015/06/02

校長室より

 今から11年前の昨日、平成16年6月1日、佐世保市で小学校6年生女児が同級生に殺害された事件が発生しました。小学校の中で発生した、小学生の女子児童による殺人事件で、世間に大きな衝撃と波紋が広がりました。

 若い先生たちにとって、この事件は、中学生や高校生の時の事件であり、衝撃も大きかったのではないでしょうか。この事件以後も、名古屋大学生のよる事件等、命を軽視した事件が起きています。

 こういう事件が起きるたびにいわれることが「命の大切さ」「命の教育」です。ただ、様々な情報が氾濫している中で、このことをどのようにして教えるのかは大変難しい問題です。とても、学校だけではできない問題だと思います。

 本年度6年生が、赤ちゃんとのふれあい体験を行います。この体験も、命の大切さ、命の重さを体験できる素晴らしい機会です。そして、子どもの成長を願う親の気持ちを知り、自分の命がいろいろな人によって守られてきたことが感じられるのではないでしょうか。

 「命の教育」にとっては、小さな一歩かもしれません。
 けれども、小さな一歩でも、踏み出さなければ意味がありません。
 そして、小さな一歩も積み重ねることにより、大きな一歩になります。

 今後も、様々な場で実践を行っていきたいと思います。